自分のことをよりよく知るための、陰ヨガ(大阪特別レッスンレポート)

ジョー先生が教えてくれた【陰ヨガの4つの特徴】
ひとつめは、ターゲットエリアを見つける作業から、
ふたつめは、ターゲットエリアを見つけたらそこにとどまること。
みっつめは、筋肉に話しかけるようにしてその深層にある結合組織へのアクセスを促すこと。
そして最後に、ポーズから優しくでてポーズの余韻を全身で受け止めること。
この4つが、そのまま心地よい陰ヨガの秘訣であり、陰ヨガのプロセスでもあるとジョー先生。
■
「心地よさ」は人によって異なる主観的なもの。
心地よさの指標になるのは「第3の目」だとジョー先生は言います。
たとえば、
マインドが忙しい状態の時というのは、目を閉じていても眼球もきょろきょろと動いている状態。
考えごとをぐるぐる追いかけているのかもしれません。
一方、瞑想状態に近くなると、肉体的な目が一箇所に落ち着き、呼吸のペースもスローダウン。
陰ヨガのポーズ中はポーズに入っているときも、 ポーズからでて余韻を味わっているときも、
この状態が理想的だということでした。
と、書くのは簡単ですが、
日頃からがんばり過ぎることが習慣になっていたり
痛みに慣れてしまっていたりすると
心地いい刺激としての痛みを通り越したかなと思っても、
目をぎゅっとつむって踏ん張ってしまったりします。
強度はこれでいいのかな?と、不思議に思ったら
少しポーズをゆるめに調整して、眼球の状態を確認してみてくださいね。
からだとマインドがほどける糸口が自ら、その入り口を示してくれるはず。
そうして探究していると、終わった後には自分と少し仲良くなれそうです。
がんばることと、探求することは、似て非なるもの。
その日、その時間の、自分のからだの状態、
マインドの状態、エネルギーの状態など、
批判することも、がっかりすることもなく、
観察することが、陰ヨガのプラクティスの本質かもしれません。
■
大阪でのレッスンの最後は、YIN YOGAムードラでぱちり。
お集まりありがとうございました!

YIN YOGAムードらは、からだの外側、側面、内側に走る経絡を覚えるためのもの。
Triple Heaterは「三焦経」と書きます。ついでに他の経絡もリストしておきます。
【背面の経絡】
腕 Small Intestine 小腸経
脚 Urinary Bladder 膀胱経
【側面の経絡】
腕 Triple Heater 三焦経
脚 Gall Bladder 胆経
【前面の経絡】
腕 Large Intestine 大腸経
脚 Stomach 胃経
詳しくは11月の指導者養成講座でジョー先生に教えていただきましょう!
11月5日から30時間指導者養成講座(東京・勝どき)は残り僅か
11月12日からの30時間指導者養成講座(大阪・江坂)は残席8です。
股関節シークエンスは東京レポートでご確認をどうぞ:
